研究ブタ野郎のブログ

博士課程で経験したことを残していきます。

初の国際学会での発表

2月以来の更新です。

博士課程2年生になり、学振も再度提出し、日々研究をしています。 そして先日、初めて国際学会で発表することができました。国際学会での発表は修士課程での目標にしていたのですが、論文投稿や修論、コロナなどの影響がありやっとの達成となりました。

今回は初めての国際学会に向けての準備や当日の感想などを書きたいと思います。学会といっても、zoomを使ってオンラインで行われるタイプの学会です。

準備

まずは準備について。
発表の持ち時間がwebに書かれていなかったので、学会の約1ヶ月前にメールで問合せをしました。
そのあとはスライド、発表原稿を作成し練習あるのみ。
(この準備がまじでしんどい)
スライド作成の参考にしたのは、「できる研究者のプレゼン術」と「スティージョブズ 驚異のプレゼン」の二冊です。特に、「できる研究者のプレゼン術」は研究者が発表するのに特化した本でした。

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当日

北京時間を基準に学会が動いていたので時差に関しては全く問題なかったです。ヨーロッパからの参加者は朝の3時から始まっていたみたいです。
自分の発表は22時からでした。
ここがオンライン学会の一番しんどいところかもしれませんね。
また、世界各地から参加者がいたのですが、日本人は確認できただけでは自分だけでした。

発表

セッションの2番目だったのですが、1番目の人が会場におらず繰り上げで発表することに。
zoomのミュート解除や画面ON、スライドの共有などバタバタして発表開始になってしまいました。
発表自体は練習通りにできたと思います。英語の発音やアクセントはThe 日本人だと思いますが、、、
国内学会もそうなのですが、zoomでの発表はセッションの座長以外はカメラがOFFになっているので、発表といっても練習の時と何も変わりません。
ただ、相手の顔が見えないので本当に聞いているのかわからない点が欠点ですね。
さらに、Q&Aでは座長が一言話してミュートにしたので、数秒間無音の状態が続いてかなり気まずかったです、、、

まとめ

本当ならフランスに行くはずだったので、いろいろ観光したいなと思っていたのにオンラインになり、セッションの1番目に人がおらず繰り上げ発表になったりと、想定外のことが多くありました。
また、質問もされず(オンライン学会では全体的に質問がされない傾向にあると思ってる)、ただただ発表実績を作っただけになりました。

最後に自分が思ったのは、二度とオンラインの国際学会には参加したくないということですね。準備に対するリターンが無さすぎます。
国内学会もですが、いい加減現地で発表がしたいです。